デザインで稼ぐ方法

グラフィックデザイナーの未来は、月1冊のデザイン書が決める!

 

僕はグラフィックデザイナー歴20年、

デザイナーで独立してから10年というキャリアです。

グラフィックデザイナーがメインの仕事です。もちろんWEBデザインもムービー撮影・編集もやりますが、キャリアの半分以上はグラフィックデザインに時間を費やしてきました。

 

こんなことってありませんか?

 

アシスタント
アシスタント
ちょっとラフを描いたんですけど、見てもらってもいいですか?
どれどれ。・・・全部同じラフじゃないか。。。これじゃクライアントにA.B.Cの提案出来ないニャ!
とらまる
とらまる
アシスタント
アシスタント
だって、今日なんか寝不足で調子悪いからアイディアが全然浮かんでこないんですよ。
いやいや、デザインアイディアの閃きに調子が良いとか悪いなんてないニャ。アイディアが浮かばないなら、デザイン書籍を見まくるんだニャ!
とらまる
とらまる

 

はい!アイディアが出てこないってパターンですね。特に初心者のデザイナーあるあるです。

デザインのインターン学生なんて、百発百中でコレです!

そんなグラフィックデザイナーはこれを読んで参考にしてください。

 

 

記事の目次

  • グラフィックデザイナーの未来は、月1冊のデザイン書が決める!
  • 自分のアイディアを増やし続けて、デザイナーの財産を作る!
  • 世の中にあるデザインなんて、所詮は誰かが考えたもの。

 

記事の執筆者

デザイナー歴20年、20〜30歳までデザイン・印刷業の3社を経験。31歳で個人事業主デザイナーとして独立、その後、法人成り。少数精鋭の3名でのデザイン会社を経営中。都内でなくてもデザイナー独立は成り立ちます。

 

動画でも大まかにまとめてあります。視聴すると記事の理解が深まるのでオススメです↓

 

デザイン書籍を持ってきてくれる本屋さんが来社してくれました。やりとりの一部始終をご覧いただけます↓

 

 

 

グラフィックデザイナーは、月1冊のデザイン書籍で未来が決まる!

僕がグラフィックデザイナーになって続けていること。

 

それはグラフィックデザインの書籍を月1ペースで買い続けていることです!

デザイナーを始めて以来、これだけは続けています。

独立してからは、さらにペースアップ!デザイン書籍をかなりのペースで買っています。

 

弊社では、2ヶ月に1度くらいの頻度でデザイン書籍の本屋さんが今流行りの書籍を持って来てくれます。

県を跨いで、書籍の行商と言うのでしょうか。車いっぱいに流行りのデザイン書籍詰め込んで来社してくれます。

そこでスタッフと本の中身をじっくりと見させてもらって、2~3冊程度を購入するようにしています。

 

1年程度でこのくらい溜まります↓

案件が入るとこれらを参考にしてアイディア出しをしてデザインを進めます。

 

数千、数万という案件で、このような作業をひたすら続けています。

おかげで今ではとんでもない量のデザインアイディア・引き出しが頭に入っています。

この蓄積こそがデザイナーの未来を決めると断言します。

 

 

近年ではPinterest(ピンタレスト)もあり、参考になりそうな画像を探し出すことは非常に簡単になりました。

Pinterest >

ただ、使っている人であればわかると思いますが、同じような画像ばかりが出てきます。

中には流行りが終わったような古いデザインも混ざっています。

無料だから有り難がらずに次から次へパラパラページをめくり見たりもします。

 

ハッキリ言って、ネットで画像を一生懸命探してもロクなものは出てきません。

 

デザイン書籍は、中々優秀に出来ています。

テーマが分かれています。

 

例えば上の画像を見てみましょう。

  • 女性の心をつかむショップイメージグラフィックス
  • おみやげのデザイン
  • 紙もの・紙加工ものコレクション
  • 反響を呼ぶデザインのアイディア
  • パケ買いしたくなるヒット商品のデザイン
  • ペライチのデザイン
  • 実例つきロゴのデザイン
  • ジャパンをモチーフ グラフィックス
  • 外国人にアピールするデザインのアイディア

全てがテーマ別になっているのがわかると思います。

 

昔に比べてデザイン書籍も随分と安価になりました。

3,000円~6,000円も出せば大体のものは手に入ります。

デザイン書籍を買うことがグラフィックデザイン上達の近道です!

 

上で紹介した本のうちのオススメをいくつかを貼っておきます。

ペライチのデザイン

日本全国からの最新のチラシデザインの事例集です。カテゴリー別にあらゆるチラシが掲載されています。カテゴリーは[写真][イラスト][タイポグラフィ][コピー][配色][数字]となんでも揃っています。

これ一冊あれば、チラシの仕事アイディアは事足りるというくらいの内容と250ページという大ボリュームです。しかも安い。圧倒的なコストパフォーマンスです。チラシ・フライヤーの仕事があるデザイナーは買って損はないです!

 

 

ジャパン モチーフ グラフィックス

日本らしい和のデザインが集約されている一冊。「和のモチーフ」を使ってデザインされたフライヤー、ポスター、パッケージ、プロダクトまで幅広いツールが紹介されています。個性豊かなものが多いので、和のヒラメキやアイディアを出したい時に役に立つはずです。個人的に和テイストは好きなので、大変参考になります。和デザインのアイディアをプラスする上で、持っておいて損はない一冊です!

 

 

実例つきロゴのデザイン

ロゴだけではなく、そのロゴを使ってどのようなにツール展開をしているか!までを750点という膨大な実例と共に紹介しています。350ページ級の大ボリューム!超オススメな一冊です。

ロゴを作る上で、後のツール展開までの発想が格段に広がります。例えば、店舗看板やカード、各種パッケージ、お店で使う様々なツールなど。あらゆるデザイナーの手助けをしてくれます。ロゴはデザイナー仕事で基本的なことであると同時に、お店・企業にとっては一生使うもの。俯瞰的にみて作る必要があります。ぜひ手に取ってみてください。後悔は絶対にさせません。

 

 

反響を呼ぶデザインのアイディア

世間で話題になった制作物を網羅しています。全て、売り上げや集客において圧倒的に成果を出したものばかり。SNSで話題になった広告、集客アップをさせたポスター、売上アップを実現させたパッケージなど。

デザインのチカラで費用対効果は変わるんです!ということをまじまじと見せつけてくれています。成功例に学ぶことが一番の近道です。成功のアイディアを自分のものにするために読んでほしい一冊です。

 

 

 

自分のアイディアを増やし続けてデザイナーの財産を作る!

小学生だって中学生だって、学年が上がれば新しい教科書が配られ、新しい知識を勉強していきます。

 

僕はデザイナーのプロとして仕事をしているので、一般人よりも圧倒的なデザインの知識を持っている必要があります。

 

法律家であれば六法全書で勉強して弁護士になったり、会計士であれば会計の勉強をして会計士や税理士の資格を取ります。

デザイナーは、名乗ったその時からデザイナーになれますが、プロいう意味では他の専門家と同じです。

 

クライアントから数万~数十万という安くないお金をいただいてデザインをさせてもらっています。常にプロ意識で、デザインの知識を増やし続ける努力が必要です。

 

個人的には、自分の頭にあるアイディアや引き出しの数というは、今まで制作してきたデザインに比例すると思っています。

なので、新規案件を持てる知識だけでデザイン制作してしまうと、自分の経験値は増えません!

 

経験値が増えないので、アイディアや引き出しの数も増えず、デザイナーとして停滞してしまいます。

 

もちろん僕は20年もデザイナーをやっているので、持てる知識で十分にデザインをするともできるし、良い制作物を仕上げることも出来ます。

ただ、これはあくまでも自分の手持ちのアイディアであり、経験値を積んだことにはなりません。

 

自分のアイディアを増やし続けるためには、常に新しいエッセンスをデザインの中に取り入れていく必要があります!

 

最初のうちはデザインの参考書を見て、パクりましょう。

ロゴマークなどは危険ですが、チラシやパンフレットなどは大丈夫でしょう。

パクるというと言い方は悪いですが、扱う商品もテーマも違うので所詮はパクりきれません。新米デザイナーであれば、パクる技術すらもありませんので、安心してパクリを試してください。

 

この作業を続けていると、いずれは自分のアイディア・引き出しとなります。

それこそがデザイナーの財産です!

 

知らぬうちにデザインしていたものが、「昔、何かで参考にしたんだよなこのデザイン??」なんてことになり、その頃にはそれがあたかも自分のアイディア・引き出しだったかのようになっています。

それで良いのです。一歩デザイナーとして前進した証拠です!

 

 

世の中にあるデザインなんて、所詮は誰かが考えたもの。

世の中にあるデザインなんて、所詮は誰かが考えたものであり、オリジナルの作品なんて皆無です。

 

どんなに有名な作品だって何かしらにインスピレーションを得ています。

唯一無地のデザインなんて探すのは無理です。

 

有名デザイナーだって、誰かの作品を見てひらめいたり、

アートを描く画家だって、過去の巨匠が作ったアート作品にインスピレーションを得たり、

建築家だってそうです。

 

デザイナーなんて所詮は誰かの真似をしています。

 

商業デザインともなれば、世の中の流行りにのる必要があるので、流行りものを追いかける以上はそうならざるを得ません。

  • あるフォントが流行れば、そんなフォントのデザイン物で溢れます。
  • キャラクターが流行れば、キャラ合戦になったりして全国キャクターだらけです。

 

デザインを含め、あらゆるものを美しく見せる法則でもある、フィボナッチ数列自体が自然界の法則だったりするので、突き詰めるとオリジナルの作品なんてものはありません。

 

デザイナーを目指すみなさん、

初心者デザイナーのみなさん、

アイディア出しが苦手なみなさん

世の中のものを大いに参考しちゃってデザインをしましょう。

 

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