
こんにちは、あめりです。
投資の世界には、未来の爆発的な成長を狙う「攻めの槍(テック株)」もあれば、どんな大暴落の嵐が来ても絶対に崩れない「守りの城壁(ディフェンシブ株)」もあります。
今回は、私のポートフォリオの底辺をガチッと支え、寝ている間も、世界が不景気であえいでいる間も、ひたすら口座にドルをチャリンチャリンと振り込み続けてくれる、究極の「米国最強高配当株」を3つ厳選してご紹介します。
世の中には「配当利回りが高いだけ」の罠銘柄(タコ足配当)がたくさんありますが、私が選ぶのは「人間の根源的な欲望」か「社会の生存インフラ」を人質に取っている、堀(モート)がえげつない本物だけです。

1. MO(アルトリア・グループ):人間の「脳」を人質に取る絶対君主
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セクター: 生活必需品(タバコ)
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配当利回り: 約 7.5% 〜 8.5% 前後
まず外せないのが、世界で最も有名なタバコ株の帝王、アルトリア・グループ(MO)です。代表ブランドは、あの「マルボロ」。
「今さらタバコ?喫煙者は減っているし、将来性がないのでは?」と思うのが普通の感覚ですよね。でも、この会社の本当のチート構造は「圧倒的な価格支配力」にあります。
タバコには強烈な依存性があります。ニコチンを求める脳は、価格が10%上がったからといって「じゃあ明日から禁煙しよう」とは簡単になりません。MOは、喫煙者の減少を「それ以上のえげつない値上げ」で完全にカバーし、売上と利益を維持し続ける魔法のような仕組みを持っています。
原材料費が高騰するインフレ環境下でも、コストをそのまま消費者に100%転嫁できる。50年以上にわたって増配を続けてきた「配当王」の座は、人間の脳の仕組みを支配しているからこそ揺るがないのです。
2. VZ(ベリゾン・コミュニケーションズ):現代人の「繋がる欲望」を支配する血流
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セクター: 通信サービス
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配当利回り: 約 6.0% 〜 6.5% 前後
続いては、米国の通信インフラを二分する超巨大メガキャリア、ベリゾン(VZ)です。日本でいうNTTやKDDIのようなポジションですね。
通信回線は、もはや電気・水道・ガスと並ぶ、あるいはそれ以上に「現代人が死んでも解約しないインフラ」です。不景気になったからといって、スマホの契約を解約してネットを一切使わない生活に戻れる人が今さらいるでしょうか?
どんなに世の中がデジタル化し、AIが進化しようとも、データが行き交う「物理的な電波の通り道(インフラ)」がなければ何も始まりません。
VZの強みは、今から競合が割って入ることが100%不可能なほどの、天文学的な設備投資によって築かれた「電波網」という堀です。莫大な月額料金(ストック型キャッシュ)が毎月安定して国中から集まり、それがそのまま株主への手厚い配当の原資になっています。
3. ENB(エンブリッジ):北米のエネルギーを牛耳る「パイプラインの大家さん」
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セクター: エネルギー(ミッドストリーム)
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配当利回り: 約 6.5% 〜 7.5% 前後
最後にご紹介するのが、私が最も安全だと確信しているインカムゲインの王様、エンブリッジ(ENB)です(※カナダ企業ですが、米国市場で普通にドルで買えます)。
この会社のビジネスは、原油やガスを採掘する(ハイリスクな)仕事ではありません。他社が採掘した原油やガスを、全米の都市へ運ぶための「パイプライン(送油・ガス管)網」を運営している、いわば「エネルギーインフラの大家さん」です。
何がそんなに安全なのかというと、彼らの収入は原油価格の乱高下にほとんど左右されない点です。「パイプラインを通過した量」に応じて通行料をもらう長期契約を結んでいるため、業績は狂ったように安定しています。
さらに、現在の厳しい環境規制のなかで、北米の土地に新しく数万キロものパイプラインを敷くことは、他の競合には100%不可能です。作った時点で勝ち確、代わりが存在しない唯一無二のポジション。 リーマンショックでもコロナショックでもブレずに30年連続増配を成し遂げてきた実績が、何よりの安全の証拠です。
まとめ:富裕層が最後にハックする「欲望とインフラの特等席」
今回紹介した3銘柄(MO, VZ, ENB)の共通点。それは、「世界がどんなに変わろうが、人間が生きている限り、絶対に消費され続ける土台」を握っていることです。
タバコで脳を縛り、スマホで生活を縛り、パイプラインで社会の動力を縛る。 この3つを揃えるだけで、私たちのポートフォリオには、世界経済の動向を無視した「絶対的な現金製造マシン」が完成します。
攻めのハイテク株でハラハラするのも投資の醍醐味ですが、こうした「崩れない城壁」をガチッと裏に備えておくからこそ、心穏やかにのんびりとお茶を飲みながら投資を続けられるんですよね。
不況を嘲笑いながら、毎月・毎四半期ごとにドルを積み上げていきましょう!
あめりでした。
あめりの投資メモ📝
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タバコの依存性、スマホの不可欠性、パイプラインの独占性。すべてが最強の「経済的堀(モート)」。
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3銘柄とも平均して6%〜8%超の超高配当かつ、減配リスクが極めて低い岩盤ビジネス。
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目先の株価の上落ちは無視。特等席に座って、口座に振り込まれるドルをただ眺めるのが最高の安全対策です。
※当ブログに掲載されている情報は、投資勧誘を目的としたものではなく、あくまで個人の見解をまとめたものです。記事の内容を参考にした投資判断によって生じた損害等について、一切の責任を負いかねます。投資は自己責任です。